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Schlumberger Ltd | NYSE:SLB | NYSE | Common Stock |
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(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2014年通期および第4四半期の業績を発表しました。通期の業績を以下の表に示します。
通期業績
(単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く) 通期 変化率 2014年12月31日締め 2013年12月31日締め 前年比 売上高 $ 48,580 $ 45,266 7 % 税引き前業利益 10,576 9,344 13 % 事業による利益(特別費用・利益を除く)* 7,282 6,332 15 % 事業による1株当たり利益(特別費用・利益を除く)* $ 5.57 $ 4.75 17 % 税引き前業利益率 21.8 % 20.6 % 113 bps 北米部門の売上高 $ 16,151 $ 13,897 16 % 北米部門の税引き前業利益 3,057 2,735 12 % 北米部門の税引き前業利益率 18.9 % 19.7 % -75 bps 海外部門の売上高 $ 32,089 $ 30,932 4 % 海外部門の税引き前業利益 7,677 6,879 12 % 海外部門の税引き前業利益率 23.9 % 22.2 % 168 bps *特別費用・利益を含む事業による利益は、2014年は56億4300万ドル、2013年は68億100万ドルでした。特別費用・利益を含む事業による希薄化後1株当たり利益は、2014年は4.31ドル、2013年は5.10ドルでした。詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。シュルンベルジェのポール・ギブスガード最高経責任者(CEO)は次のように述べています。「2014年通期の売上高は前年比で7%増の486億ドルで、5年連の増加となりました。この業績を後押ししたのは北米部門で、売上高は16%増加しました。また、中東・アジア地域で売上高が10%増加したことで、海外部門の売上高は4%増加しました。通期の税引き前業利益は13%増、税引き前業利益率は1.13ポイント上昇して21.8%となりました。海外部門の利益率は1.68ポイント上昇して23.9%となり、増分業利益率は69%でした。」
「2014年はブラジル、メキシコ、中国での活動で厳しい況に直面しましたが、この好調な業績は、当社の事業ポートフォリオの障害許容力を表しています。深海、探鉱、地震探査活動への支出の減少、リビアとイラクでの政情不安、ロシアへの国際的裁、年度末にかけての原油価格下落の加速など、こうした逆境が組み合わさり、売上高の伸びは10億ドル(2%)以上抑えられましたが、アルゼンチン、エクアドル、サハラ以南アフリカ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、北米では市場シェアの獲得と相まって業績は非常に好調だったことから、売上高は7%増加し、全体の業績を押し上げました。」
第4四半期業績
(単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く) 四半期 変化率 2014年12月31日締め 2014年9月30日締め 2013年12月31日締め 前四半期比 前年同期比 売上高 $ 12,641 $ 12,646 $ 11,906 - 6 % 税引き前業利益 2,781 2,806 2,604 -1 % 7 % 事業による利益(特別費用・利益を除く)* 1,941 1,949 1,786 - 9 % 事業による1株当たり利益(特別費用・利益を除く)* $ 1.50 $ 1.49 $ 1.35 1 % 11 % 税引き前業利益率 22.0 % 22.2 % 21.9 % -19 bps 13 bps 北米部門の売上高 $ 4,324 $ 4,255 $ 3,649 2 % 19 % 北米部門の税引き前業利益 849 825 716 3 % 19 % 北米部門の税引き前業利益率 19.6 % 19.4 % 19.6 % 24 bps 1 bps 海外部門の売上高 $ 8,210 $ 8,309 $ 8,151 -1 % 1 % 海外部門の税引き前業利益 1,990 2,041 1,917 -2 % 4 % 海外部門の税引き前業利益率 24.2 % 24.6 % 23.5 % -33 bps 71 bps *特別費用・利益を含む事業による利益は、2014年第4四半期は3億200万ドル、2014年第3四半期は19億4900万ドル、2013年第4四半期は16億6400万ドルでした。特別費用・利益を含む事業による希薄化後1株当たり利益は、2014年第4四半期は0.23ドル、2014年第3四半期は1.49ドル、2013年第4四半期は1.26ドルでした。詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。「北米では、的な効率改善、陸上事業での圧力ポンピングの新しい技術の採用、ならびに米国メキシコ湾での活動の回復により、売上高は過去最高となり、第4四半期の業績を後押ししました。海外市場では、中東・アジア地域で業績の伸びが最も大きくなりました。サウジアラビアとバーレーンでの売上高は過去最高となり、クウェートおよびアラブ首長国連邦での活動が好調で、この地域全体で年度末に製品とソフトウエアの売上が増加しました。中南米地域では、ベネズエラとコロンビアで活動が活発になり、売上高は若干増加しましたが、メキシコでは予算の約と天候により業務範囲が減少したために、この効果は相殺されました。欧州/CIS/アフリカでは、売上高は大幅に減少しました。その主な要因は、ロシアでのルーブルの下落と季節的な活動の低迷です。また、アンゴラ、ノルウェー、英国の地域市場でも、原油価格の大幅下落によりリグカウントが減少したため、活動は低調でした。」
「技術別では、生産グループが北米での圧力ポンピング・サービスで売上高を5.5%伸ばしましたが、油層定義および掘削グループでは、前四半期からそれぞれ2.8%および3.4%減少しました。油層定義グループの活動が低迷したのは、海洋地震探査活動が季節的に低調だったためで、掘削グループは、ロシアでの通貨の影響と季節的な活動の低下により低調な業績となりました。予想どおり、年度末のソフトウエア、製品、マルチクライアント・ライセンスの売上は約2億6000万ドルで、主にこれが生産および油層定義グループの業績に好影響を及ぼしましたが、顧客企業が裁量支出を減らしたため通常よりは低調となりました。」
「当四半期、世界全体のGDP予想はやや軟調でしたが、それでも2015年には3%の成長が予想されており、世界経済の回復には影響がないことが確認されました。そのため、石油需要は今後も増加するものの、販売供給量が非常に多いため大幅な原油価格の下落につながっています。これに応じて探鉱開発投資が減少する中、下落率は石油生産能力に影響を及ぼし、探鉱開発活動の急激な低迷により追加供給が遅れることになるでしょう。また、北米では天ガス市場の供給量は十分であり、アジアでの新たな化天ガス(LNG)生産能力の追加や欧州での需要低迷により、これらの地域で価格圧力が生じています。」
「このような不確実な環境で、当社は自社が管理できることに集中しています。当社はすでに組織の再編と規模変更の多くの対策を講じており、第4四半期には多額の費用を計上しました。変革プログラムを通して業務方法の変革を推し進めることが、業績を後押しするはずだと確信しています。顧客企業の油層の性能を高める新しい技術の提供、全体的な探査、開発、生産コストを削減する効率と信頼性の向上、さらなる統合による成長の機会、これらはすべて当社および顧客企業の業績を大きく推進する要素です。目に見える結果がすでに表れており、2015年には技術および地域市場の双方で変革プログラムの成果を加速する当社は、優れた業績を達成する有利な立場にあると考えています。」
「2014年に60億ドル以上のフリーキャッシュフローを生み出した収益の強力な現金回収率が示す当社の財務健全性に基づき、取締役会は5年連して増配を承認し、5年間で配当は2倍になりました。このことは、的な自社株買い戻しとともに、より厳しい環境においても優れたキャッシュフローを生み出す当社の能力に対する自信を明確に表しています。」
その他の出来事
2015年1月15日、取締役会は四半期配当を、流通普通株式1株当たり0.40ドルから、0.50ドルに増配することを承認しました。この増配は、2015年2月11日現在の登録株主に対し2015年4月10日に支払われる配当金から開始されます。
当四半期、シュルンベルジェは当社普通株式1210万株を1株当たり平均90.22ドル、総額11億ドルで買い戻しました。
2015年1月6日、シュルンベルジェ、OneSubsea®(キャメロンとシュルンベルジェの合弁事業)、およびヘリックス・エナジー・ソリューションズ・グループは、海底坑井介入システムのバリューチェーンを最適化するための技術開発と機器およびサービス提供のために設立した非法人提携の正式契約を結んだと発表しました。この提携では、3社の専門知識と能力を組み合わせて、坑井アクセス機器・御技術と海洋サポートを統合した独自のサービスを提供します。
北米部門
北米部門の第4四半期の売上高は43億ドルで、前四半期から2%増加しました。陸上事業の売上高は5%増加しました。陸上事業の売上高は、圧力ポンピング活動の活発化、的な効率改善、および新しい技術、特にBroadBand製品群のサービスの採用が増えたことで、米国およびカナダ西部の双方で増加しました。第4四半期、年度末のマルチクライアント・ライセンスの売上および第3四半期の循環海流による中断後操業が再開されたことから、米国メキシコ湾での活動は12%増加しました。カナダ東部では、探鉱プログラムと海洋地震探査活動の季節的な完了により、売上高は前四半期から減少しました。
北米部門の税引き前業利益率は、前四半期から0.24ポイント上昇して19.6%となりました。その要因は、カナダ西部での活動の活発化、的な効率改善、新技術の浸透が進んだこと、米国陸上事業での物流コスト回収が進んだことです。北米での沖合事業では、利益率の高いマルチクライアント・ライセンスの売上の売上高構成比率が高まったことから、業利益率が上昇しました。
当四半期、新しい技術により、北米の非在来型資源開発における顧客企業の難問に対処しました。これらの技術は生産増加とより効率的な操業を目指すもので、顧客企業はコモディティ価格が下落する市場で全体的なコストを下げることができました。
ノースダコタ州では、ホワイティング・ペトロリアムが抗井サービスのBroadBand Sequence* 破砕サービスを採用し、セメンチングされた1万フィートの枝坑の末端にある水平坑井の難しい2000フィート区間を刺激しました。この刺激処理の後、ワイヤーラインのFlow Scanner* 坑井生産検層技術による生産プロファイルにより、BroadBand Sequence技術で刺激された区間は総石油生産量の42%を占め、坑井の残りの8000フィートが58%を占めることが分かりました。
オクラホマ州では、アパッチ・コーポレーションがコテージ・グルーブ地層の水平坑井の刺激で、坑井サービスのBroadBand Sequence 破砕サービスを採用しました。アパッチ・コーポレーションは、適切な坑井範囲を確保するためBroadBand技術を選択しました。これにより、処理後の初期坑井生産量は、従来の刺激法で仕上げられた2つの同様のオフセット坑井の初期生産量を、それぞれ74%および134%上回りました。
タリスマン・エナジーは、マーセラス・シェールの水平坑井で掘削効率を高めるため、シュルンベルジェ掘削グループの技術を採用しました。掘削・計測サービスのPowerDrive Orbit*回転操行性システムとSmith SHARC* 高擦過耐性多結ダイヤモンド・コンパクト(PDC)ビットを組み合わせ、全体的な掘進率(ROP)は従来の回転操行性システムを上回り、平均して坑井当たり1.3日(7万ドル)を節約することができました。
米国陸上事業では、ノーブル・エナジーが、DJ盆地のナイオブララ非在来型プレイの長い水平坑井で掘削時間を短縮するため、同じく掘削グループの技術を採用しました。傾斜度と方位角御を改良したPowerDrive vorteX* 回転操行性技術とSmithカスタマイズPDC ビッドを組み合わせ、1回の作業で9500フィートをえる横方向の坑井区間を連して掘削しました。これにより、顧客企業は専用のリーマー操業を行う必要がなくなり、坑井当たり2日以上短縮することができました。また、掘削孔がより滑らかになったために仕上げアセンブリの操業回数を減らすことができました。
海外部門
海外部門の売上高は前四半期から1%減少し82億ドルとなりました。
中東・アジア地域では、サウジアラビアとバーレーンでの売上高が過去最高となったこと、クウェートとアラブ首長国連邦での活動が活発になったこと、この地域全体で年度末の製品およびソフトウエアの売上が伸びたことで、売上高は前四半期から4%増の31億ドルになりました。
中南米地域では、ベネズエラとコロンビアでの活動が活発になり、売上高は前四半期から1%増加して21億ドルになりました。しかし、メキシコでは予算の約により業務範囲が減少したことでこの効果は相殺されました。
欧州/CIS/アフリカ地域では、主にルーブルの下落とロシアでの季節的活動低下により、売上高は7%減の31億ドルとなりました。前四半期に夏季の掘削・探鉱キャンペーンがピークに達した後、原油価格の下落により顧客企業の支出が減少しました。そのため、リグカウントが減少し、アンゴラ、ノルウェー、英国地域市場で活動が低迷しました。
前四半期比で、海外部門の税引き前業利益率は0.33ポイント低下して24.2%となりました。中東・アジア地域の税引き前業利益率は0.71ポイント上昇して28.3%となり、中南米では1.02ポイント低下して20.9%、欧州/CIS/アフリカでは1.12ポイント低下して22.3%となりました。海外部門で税引き前業利益率が低下した主な要因は、第3四半期に利益率の高い夏季の掘削・探鉱キャンペーンがピークに達し、第4四半期の売上高構成が不利な態になったことです。ロシアでの望ましくない通貨の影響と活動の低迷も利益率縮小の原因となりました。
当四半期、海外部門では多くの統合関連の契約を結びました。
スタトイルはシュルンベルジェと、北海英国大陸棚(UKCS)のマリナー油田で統合型掘削・坑井サービスを提供する契約を結びました。この4年契約には数回の4年長オプションが付属しており、スタトイルがUKCSで運する別の油田であるブレセイのオプションが含まれています。また、この契約はUKCSの探査掘削の枠組合意にもなります。この契約の特徴は革新的な調達アプローチで、シュルンベルジェは、スタトイルのチームと一体となって、掘削、流体、セメンチング、仕上げ、電動海中ポンプなどすべての主な掘削・坑井サービスを提供します。業務範囲には、合計で22の掘削・坑井サービスと物流支援の責任が含まれます。掘削は2016年から開始される予定です。
ドイツでは、坑井介入サービスが、ウィンターシャル向けに難しいガス井において、世界で初めてのACTive*コイルドチュービング掘削作業において効率と信頼性を高めました。ACTiveリアルタイム・ダウンホール計測、掘削機器・補修サービスのTurbodrill* およびSmith Kinetic* 含浸PDCビット技術を組み合わせることで、従来のコイルドチュービング搬送掘削法に比べ、掘進率は300%向上し、坑井の深度を高めることができました。また、分散型温度検知機能を備えたACTive* 坑井内ライブ・パフォーマンスを用いて坑井刺激の成果を検証し、ガス生産を監視しました。さらに、CoilScan* CTパイプ点検技術でリアルタイムにパイプの完全性を監視し、操業の信頼性が高まりました。
ブラジル沖合では、シェルが深海採掘井のバッチドリリング・キャンペーンで信頼性と掘削効率を高めるため、掘削グループの技術を採用しました。掘削・計測サービスのPowerDrive Xceed* 回転操行性システムの設計を工学的にカスタマイズし、非常に難しい高掘進率環境でより確実に傾斜井を掘削することができました。これにより、難しい17 1/2インチのライーレス区間で、再設計されたXceed技術とXR+掘削システムを組合わせ、かつてない全長2600m以上に及4つの坑井を連して掘削し、しかもロータリーテーブルの下で1週間以上にわたって作業を行いました。Xceed技術の信頼性が高まったことで、予定していたドリルストリングを地表に戻す2回の作業が不要になり、シェルはリグ時間を2日短縮することができました。8 1/2インチの貯留層区間では、掘削・計測サービスのGeoSphere* 貯留層掘削同時マッピング・サービスと、Petrel* E&Pソフトウエア・プラットフォームを用いたペトロテクニカル・サービスの坑井配置サービスを組み合わせることで、貯留層のマッピングに成功し、ネット・グロス比の高い貯留層コンタクトが得られました。
マレーシアでは、ペトロナス・カリガリがシュルンベルジェと、ボコール油田での10の採掘井建設で統合プロジェクト管理契約を結びました。この18カ月契約は契約期間にわたり1億3000万ドル相当の契約になると予想され、掘削および坑井仕上げ製品・サービスの提供、ならびにプロジェクト管理、坑井エンジニアリング、坑井現場監督が含まれます。この新しい契約では、ボコール・プロジェクトの以前のフェーズでの17の坑井建設で得られた経験を生かすとともに、シュルンベルジェの統合型掘削・坑井仕上げ技術を採用して、操業効率を上げ、坑井にかかる総コストを削減します。
油層定義グループ
(単位:100万ドル、利益率は除く) 四半期 変化率 2014年12月31日締め 2014年9月30日締め 2013年12月31日締め 前四半期比 前年同期比 売上高 $ 3,093 $ 3,184 $ 3,306 -3 % -6 % 税引き前業利益 956 954 1,031 - -7 % 税引き前業利益率 30.9 % 30.0 % 31.2 % 95 bps -27 bps油層定義グループでは、主に北海とカナダ東部での海洋地震探査活動が季節的に低調だったことから、売上高は前四半期比で3%減少し、31億ドルとなりました。ワイヤーラインでも、アンゴラでの探鉱活動が低調で、ロシアでは季節的な活動低下と通貨の下落により売上高は減少しました。前四半期比で売上高は減少したものの、年度末のマルチクライアント・ライセンスおよびソフトウエアの売上により、この減少分は部分的に相殺されました。
利益率の高いマルチクライアント・ライセンスおよびソフトウエアの売上により売上高構成が有利になったことから、税引き前業利益率は前四半期から0.95ポイント上昇して30.9%となりました。
第4四半期の契約締結に加え、油層定義グループの新しい技術により、地下のリスク抑、複雑な油層の定義、坑井の生産および貯留層回収の向上において顧客企業の課題に対処しました。
アンゴラでは、ENIアンゴラが、2つの区間圧力過渡試験でワイヤーラインの技術を採用し、深海坑井で商業用埋蔵量を評価しました。Saturn* 3Dラジアルプローブ技術で構成したMDT* モジュラー・フォーメーション・ダイナミック・テスターとInSitu Fluid Analyzer* システムを組み合わせ、InSitu Viscosity* 貯留層流体計測を用いて高速処理時間で地層の浸透性を解明しました。また、Saturn の楕円形インレット設計によって流積が大きくなったために、貯留層流体サンプルを効率的に捕捉・採取でき、顧客企業は完全なドリルステム・テストを行う必要がなくなり、リグ時間を23日短縮することができました。
メキシコ沖合の多層タービダイト層の深海試掘井では、PEMEXが同じくSaturn 3D技術を採用し、高品質な貯留層流体サンプルを採取しました。Saturn技術の大きな流積と高度な密閉能力によって操業効率が上がり、3つの異なる区間で、0.03mD/cPという低い易動度で流体サンプルを採取し、顧客企業は従来の方法に比べて流体サンプル採取時間を40%まで短縮することができました。
アブダビでは、ZADCOがマルチラテラル坑井でワイヤーラインのFlow Scanner坑井生産検層およびTuffTRAC* ケースドホール・サービス・トラクター技術を採用し、各枝坑区間からの生産寄与度を測定しました。TuffTRACトラクターのモジュール設計により、複雑な仕上げ区間全体で主要な裸孔にアクセスすることができ、枝抗全体で高速検層を行うことができました。これにより、従来の方法に比べて全体的な搬送時間は36%短縮されました。
西アフリカでは、ヘス・コーポレーションがウェスタンジーコと、赤道ギニア沖合のセイバ、オクメ、オヴェン油田でQ-Marine*ポイントレシーバー地震探査技術を用いる2回目の4Dモニター調査の契約を結びました。これらの油田では、2003年に最初のベースライン調査を実施し、2010年に初めて4Dモニター調査を行いました。今回の調査は3回目のQ-Marineによる調査となります。
米国メキシコ湾では、4隻の船の作業員が、ガーデンバンク領域で、顧客企業が資金提供したRevolution X 調査を開始しました。この調査は、油田開発および在来型探査の双方で、ウェスタンジーコのDual Coil Shooting* 多船全方位捕捉、Delta*調整海洋広帯域震源、およびObliQ* スライディング・ノッチ広帯域捕捉・画像化技術を用いて行います。Revolution X 調査によるデータ捕捉は2015年第2四半期に完了する予定です。
掘削グループ
(単位:100万ドル、利益率は除く) 四半期 変化率 2014年12月31日締め 2014年9月30日締め 2013年12月31日締め 前四半期比 前年同期比 売上高 $ 4,658 $ 4,821 $ 4,440 -3 % 5 % 税引き前業利益 966 1,045 880 -8 % 10 % 税引き前業利益率 20.7 % 21.7 % 19.8 % -94 bps 91 bps掘削グループでは、掘削・計測およびM-I SWACOテクノロジーズがロシアでの不利な通貨の影響と活動低迷による影響を受け、売上高は前四半期比3%減の47億ドルとなりました。メキシコでは、予算の約により統合プロジェクト管理(IPM)活動が低調だったことも売上高減少の原因となりました。
税引き前業利益率は、主にロシアでの通貨の下落と活動の低迷により、前四半期から0.94ポイント低下し、20.7%となりました。
第4四半期、掘削グループの新しい技術により掘削効率が向上し、坑井の完全性が確保され、坑井配置が最適化されたことで業績を押し上げました。
オーストラリアでは、5つの水平採掘井と1つの水攻口からなるインフィル採掘キャンペーンで、掘削・計測サービスのGeoSphere* 貯留層掘削同時マッピング・サービスが採用されました。貯留層の比抵抗コントラストが低かったにもかかわらず、GeoSphere技術により、30mをえる距離で、異なる地質境界と流体接触に対応する複数の比抵抗層を検知しました。また、貯留層の上側を明確に検知できたため、坑井の軌道調整を迅速に行うことができ、断層を避け、貯留層を最大限に露出させることができました。
オーストラリア西部で坑井配置をさらに最適化するため、同じく掘削・計測サービスのGeoSphere貯留層掘削同時マッピング・サービスが採用され、厚み65フィート未満の油柱と8000フィートをえる水平軌道から成る水平坑井を掘削しました。これまで、従来の傾斜方法では、特に別の地層に挟まれた貯留層では、掘削操行が困難でした。GeoSphere技術により、枝抗を操行しつつ貯留層の層をリアルタイムに確認することができ、最大限の接触を達成しました。これにより、GeoSphere技術で適時に貯留層規模の情報を取得して陸上地震探査データを補し、また、正確な地質断面を得て地質学的貯留層モデルを更新しました。
中国中部では、中国石油天気(CNPC)のCCDC-DPRIと提携し、掘削グループが中国石油天気向けにその技術を採用し、四川省・長寧区のシェールガス井で掘削性能を高め、新記録を達成しました。掘削・計測サービスのPowerDrive Archer*高角度変化技術およびPowerDrive vorteX* 動力回転操行性技術と、IDEAS* 統合プラットフォームでカスタマイズされたSmith PDCビットを組み合わせ、以前の掘削記録より31%速い、34日間で坑井を掘削しました。
北海のノルウェー区間では、シェル向けに掘削・計測サービスのPowerDrive Orbit* 回転操行性技術が採用され、深海Onyx油田の難しい高圧・高温の坑井で8 1/2インチ区間の傾斜御を向上させました。PowerDrive Orbit 技術の新開発パッド設計と自動操舵オートメーションにより操行性を御し、従来の掘削法に比べてはるかに優れた0.5°未満の坑井鉛直度を達成しました。PowerDrive Orbit 技術によりこれを283時間かけて1回の作業で実現できました。これはこの油田においてこれまでで最長の掘削距離となりました。
ベネズエラでは、PDVSA向けに掘削・計測サービスのPowerDrive Orbit回転操行性技術が採用され、硬岩と軟岩の地層が交互に狭在する砂岩貯留層の高角度の8 1/2インチ坑井区間で掘削効率を高めました。これまで、従来の掘削法では、ダウンホールの高温と重度の固着すべりにより掘削は困難でした。全体としてPowerDrive Orbitシステムにより必要な傾斜御を達成し、従来の掘削法に比べて掘進率が100%向上したため、顧客企業はリグ時間を約9日短縮することができました。
コロンビアでは、Equion Energia向けに掘削グループの技術が採用され、摩耗性の高い硬い砂岩地層を特徴とするミラドール地層で、傾斜を完全に御し、難しい坑井の掘削を行いました。掘削・計測サービスのカスタマイズされたPowerDrive Xceed 回転操行性技術とONYX 360* 回転PDC カッター技術を備えたSmithビットを組み合わせ、傾斜率の高い摩耗性地層で正確な操行を行うことができました。これらの掘削グループの技術により、この坑井の 14 3/4インチ区間の927フィートを、傾斜を完全に御し、一定の掘進率で、掘削に影響されない安定した振動で掘削しました。これは従来の掘削法では不可能でした。
カフスタン西部では、ノストラム石油&ガス・グループ傘下のイクムナイ向けに、掘削グループの技術が採用され、Chinarevskoye油田の難しい8 1/2インチ区間を掘削しました。StingBlade* 円錐ダイヤモンド・エレメントと掘削・計測サービスのPowerV 675* 回転操行性技術を組み合わせ、最大40%のチャートを含む摩耗性炭酸塩岩区間での摩耗を克服し、従来の掘削法によるオフセット坑井より166%高い掘進率を達成しました。これによりこの坑井区間は効率的に掘削され最適に配置されました。そのため、顧客企業は掘削時間を6日間(約18万ドルに相当)短縮することができました。
生産グループ
(単位:100万ドル、利益率は除く) 四半期 変化率 2014年12月31日締め 2014年9月30日締め 2013年12月31日締め 前四半期比 前年同期比 売上高 $ 4,954 $ 4,697 $ 4,219 5 % 17 % 税引き前業利益 908 857 730 6 % 24 % 税引き前業利益率 18.3 % 18.3 % 17.3 % -3 bps 101 bps生産グループの売上高は、前四半期比5%増の50億ドルでした。カナダ西部での活動の活発化、特にBroadBandサービスなどの技術の採用の増加、的な効率改善、北米陸上事業での圧力ポンピングの物流改善により、売上高は前四半期から大幅に増加しました。坑井仕上げおよび人口採油製品の年度末の売上も、前四半期からの売上高増加に寄与しています。
税引き前業利益率は前四半期から横ばいの18.3%でした。特に米国陸上市場での価格圧力は、カナダ西部での活動量の増加、および効率改善、船利用の増加、北米陸上市場での物流コスト回収により相殺されました。
第4四半期、生産グループの新しい技術が操業効率の向上と生産の加速において多くの顧客企業の課題に対処しました。
クウェートでは、クウェート石油会社が、Managish油田の水平坑井の大型マトリクス刺激処理で、坑井介入サービスの技術を採用しました。コイルドチュービングを配置するJet Blaster* ジェッティングスケール除去技術により濾過ケークを除去し、この坑井の大偏距裸孔区間で御された流体処理配置を行いました。Jet Blaster技術による高速の効率的ジェッティングにより、坑井の難しい先端部で濾過ケークを除去することができ、処理流体の圧入性は3倍になり、リグ時間を予定より短縮することができました。この介入作業により、この坑井の石油生産量は、同じ油田のオフセット井に比べて大幅に増加しました。
コンゴ沖合では、SOCOがリドンゴ油田の坑井刺激で、坑井サービスのUltraMARINE* 高温海水系破砕流体を採用しました。処理後の坑井試験により、破砕前の坑井試験に比べ、坑井の生産性指数は14倍になることが確認されました。この結果は顧客企業の予想を上回るものとなりました。
カナダ大西洋側では、IPMがサンコール・エナジー向けに、ニューファンドランド沖合の坑井で、海洋サポートとしてHelix Well Ops (UK)の協力を得て、初めて坑井アクセス・御技術による軽坑井介入作業を行いました。カナダではこの種で初めてのこの操業では、さまざまな企業の経験豊富な現地および世界の人材の支援を受け、シュルンベルジェのワイヤーラインおよびスリックライン技術を活用して、地域市場全体を統合し、操業目標を達成しました。
ノルウェーでは、BP Norge AS がシュルンベルジェと、さまざまな沖合資産でコイルドチュービング・サービスを提供する長期契約を結びました。この8年契約にはそれぞれ1年の2回の任意期間長オプションが付属しており、沖合コイルドチュービングおよび圧力ポンピング機器、ならびに関連サービスの提供が含まれます。
メキシコでは、PEMEXがシュルンベルジェと3年間のコイルドチュービングおよび窒素サービス契約を結びました。これは契約期間全体で約1億6000万ドルに相当し、海洋地域でのマルチパッケージ入札では最大規模のものになります。この契約は、商業条、品質・健康・安全・環境(QHSE)性能、およびシュルンベルジェの沖合技術の実績に基づいて結ばれました。
同じくメキシコでは、シュルンベルジェは、専用の刺激船から独自のFoamSEAL*技術を用い、海洋地域でガス適合性管理を実施する1億ドル相当の多年契約を結びました。
財務諸表 要約連結損益計算書 (単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く) 第4四半期 通期 12月31日締め 2014 2013 2014 2013 売上高 $ 12,641 $ 11,906 $ 48,580 $ 45,266 利息およびその他の収入 71 59 291 165 OneSubsea設立による利益 (1) - - - 1,028 経費 売上原価 (1) 9,691 9,283 37,398 35,331 研・エンジニアリング 324 304 1,217 1,174 一般管理費 122 111 475 416 減損その他 (1) 1,773 - 1,773 456 利息 87 97 369 391 税引き前利益 715 2,170 7,639 8,691 所得税 (1) 398 487 1,928 1,848 事業による利益 317 1,683 5,711 6,843 非事業による損失 - - (205 ) (69 ) 純利益 317 1,683 5,506 6,774 非支配持分に帰属する純利益 15 19 68 42 シュルンベルジェに帰属する純利益 $ 302 $ 1,664 $ 5,438 $ 6,732 以下に係わるシュルンベルジェの利益: 事業による利益(1) $ 302 $ 1,664 $ 5,643 $ 6,801 非事業による損失 - - (205 ) (69 ) 純利益 $ 302 $ 1,664 $ 5,438 $ 6,732 シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益(2) 事業による利益(1) $ 0.23 $ 1.26 $ 4.31 $ 5.10 非事業による損失 - - (0.16 ) (0.05 ) 純利益 $ 0.23 $ 1.26 $ 4.16 $ 5.05 平均流通株式数 1,282 1,312 1,295 1,323 希薄化後平均流通株式数 1,293 1,326 1,308 1,333 経費に含まれる減価償却費(3) $ 1,065 $ 988 $ 4,094 $ 3,879(1) 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
(2) 端数処理の関係で合計数値が合わない場合があります。
(3)有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
要約連結貸借対照表 (単位:100万ドル) 12月31日締め 12月31日締め 資産の部 2014 2013 流動資産 現金および短期投資 $ 7,501 $ 8,370 売掛金 11,171 11,497 その他の流動資産 6,022 6,358 24,694 26,225 債券投資(満期保有) 442 363 固定資産 15,396 15,096 マルチクライアント地震探査データ 793 667 のれん 15,487 14,706 その他の無形資産 4,654 4,709 その他の資産 5,438 5,334 $ 66,904 $ 67,100 負債および株主資本の部 流動負債 買掛金・未払負債 $ 9,246 $ 8,837 概算所得税債務 1,647 1,490 短期借入金・長期債務の1年以内返済分2,765
2,783
未払配当金 518 415 14,176 13,525 長期債務 10,565 10,393 退職後給付 1,501 670 繰税金 1,296 1,708 その他の負債 1,317 1,169 28,855 27,465 株主資本 38,049 39,635 $ 66,904 $ 67,100純負債
「純負債」は、負債総額から現金、短期投資、債券投資(満期保有)を控除した額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経陣は考えています。
純負債の増減の詳細を以下に示します。
(単位:100万ドル) 12月31日締め 通期2014
第4四半期2014
通期2013
事業による利益(非支配持分控除前) $ 5,711 $ 317 $ 6,843 減損およびその他の費用(税抜き) 1,167 1,167 467 ベネズエラでの通貨切り下げによる損失 472 472 92 OneSubsea設立による利益 - - (1,028 ) 事業による利益(非支配持分控除前)(特別費用・利益を除く)
7,350 1,956 6,374 減価償却(1) 4,094 1,065 3,879 年金およびその他の退職後給付費用 355 89 518 株式報酬費用 329 83 315 年金およびその他の退職後給付資金 (390 ) (72 ) (538 ) 運転資金の(増加)減少 (36 ) 955 120 その他 (507 ) (163 ) 22 業活動によるキャッシュフロー 11,195 3,913 10,690 設備投資 (3,976 ) (1,210 ) (3,943 ) SPM投資 (740 ) (171 ) (902 ) 資本計上されたマルチクライアント地震探査データ (321 ) (109 ) (394 ) フリーキャッシュフロー(2) 6,158 2,423 5,451 自社株買い戻しプログラム (4,678 ) (1,096 ) (2,596 ) 支払配当金 (1,968 ) (517 ) (1,608 ) 従業員持株度による受取金 825 30 537 337 840 1,784 事業買収・投資(取得した現金と負債を控除) (1,501 ) (452 ) (610 ) OneSubseaの支払 - - (600 ) その他 220 70 94 純負債の(増加)減少 (944 ) 458 668 純負債(期首) (4,443 ) (5,845 ) (5,111 ) 純負債(12月31日現在) $ (5,387 ) $ (5,387 ) $ (4,443 ) 純負債の内訳 2014年12月31日 2014年9月30日 2013年12月31日 現金および短期投資 $ 7,501 $ 6,759 $ 8,370 債券投資(満期保有) 442 473 363 短期借入金・長期債務の1年以内返済分 (2,765 ) (1,451 ) (2,783 ) 長期債務 (10,565 ) (11,626 ) (10,393 ) $ (5,387 ) $ (5,845 ) $ (4,443 ) (1) 有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。 (2) 「フリーキャッシュフロー」とは、業活動によるキャッシュフローから、設備投資、SPM投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データを控除した金額です。これは、負債を削減し、買収や自社株買い戻しと配当による株主への現金還元などの株主価値を高める機会を捉えるために利用できる資金を表しているため、重要な指標であると経陣は考えています。特別費用・利益
本通期および第4四半期プレスリリースでは、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。これらの非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。
(単位:100万ドル、1株当たりの金額を除く) 2014年第4四半期 税引き前 税金 非支配持分利息 純額 希薄化後EPS (1) 損益計算書項目 シュルンベルジェの事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 2,488 $ 532 $ 15 $ 1,941 $ 1.50 ウェスタンジーコの再編 (2) (806 ) (25 ) - (781 ) (0.60 ) 減損その他 ベネズエラでの通貨切り下げによる損失 (2) (472 ) - - (472 ) (0.36 ) 減損その他 人員削減(2) (296 ) (37 ) - (259 ) (0.20 ) 減損その他 SPMプロジェクトの減損(2) (199 ) (72 ) - (127 ) (0.10 ) 減損その他 シュルンベルジェの事業による報告利益 $ 715 $ 398 $ 15 $ 302 $ 0.23 2014年通期 税引き前 税金 非支配持分利息 純額 希薄化後EPS 損益計算書項目 シュルンベルジェの事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 9,412 $ 2,062 $ 68 $ 7,282 $ 5.57 ウェスタンジーコの再編 (2) (806 ) (25 ) - (781 ) (0.60 ) 減損その他 ベネズエラでの通貨切り下げによる損失 (2) (472 ) - - (472 ) (0.36 ) 減損その他 人員削減(2) (296 ) (37 ) - (259 ) (0.20 ) 減損その他 SPMプロジェクトの減損(2) (199 ) (72 ) - (127 ) (0.10 ) 減損その他 シュルンベルジェの事業による報告利益 $ 7,639 $ 1,928 $ 68 $ 5,643 $ 4.31 2013年第4四半期 税引き前 税金 非支配持分利息 純額 希薄化後EPS 損益計算書項目 シュルンベルジェの事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 2,322 $ 517 $ 19 $ 1,786 $ 1.35 売掛引当金 (152 ) (30 ) - (122 ) (0.09 ) 売上原価 (1) シュルンベルジェの事業による報告利益 $ 2,170 $ 487 $ 19 $ 1,664 $ 1.26 2013年通期 税引き前 税金 非支配持分利息 純額 希薄化後EPS 損益計算書項目 シュルンベルジェの事業による利益(特別費用・利益を除く) $ 8,271 $ 1,897 $ 42 $ 6,332 $ 4.75 OneSubsea合弁事業設立による利益 1,028 - - 1,028 0.77 OneSubsea設立による利益 持分法投資による減損 (364 ) (19 ) - (345 ) (0.26 ) 減損その他 売掛引当金 (152 ) (30 ) - (122 ) (0.09 ) 売上原価 (1) ベネズエラでの通貨切り下げによる損失 (92 ) - - (92 ) (0.07 ) 減損その他 シュルンベルジェの事業による報告利益 $ 8,691 $ 1,848 $ 42 $ 6,801 $ 5.10(1) 端数処理の関係で合計数値が合わない場合があります。
(2) これらの費用の詳細については「補情報」の項をご覧ください。 製品グループ (単位:100万ドル) 四半期 2014年12月31日締め 2014年9月30日締め 2013年12月31日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 油層定義 $ 3,093 $ 956 $ 3,184 $ 954 $ 3,306 $ 1,031 掘削 4,658 966 4,821 1,045 4,440 880 生産 4,954 908 4,697 857 4,219 730 去など (64 ) (49 ) (56 ) (50 ) (59 ) (37 ) 税引き前業利益 2,781 2,806 2,604 全社など - (221 ) - (210 ) - (197 ) 受取利息(1) - 8 - 8 - 7 支払利息(1) - (80 ) - (84 ) - (92 ) 特別費用・利益 - (1,773 ) - - - (152 ) $ 12,641 $ 715 $ 12,646 $ 2,520 $ 11,906 $ 2,170 地域別 (単位:100万ドル) 四半期 2014年12月31日締め 2014年9月30日締め 2013年12月31日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 北米 $ 4,324 $ 849 $ 4,255 $ 825 $ 3,649 $ 716 中南米 2,053 429 2,036 446 2,003 425 欧州/CIS/アフリカ 3,063 683 3,303 774 3,225 726 中東・アジア 3,094 877 2,970 820 2,923 766 去など 107 (57 ) 82 (59 ) 106 (29 ) 税引き前業利益 2,781 2,806 2,604 全社など - (221 ) - (210 ) - (197 ) 受取利息(1) - 8 - 8 - 7 支払利息(1) - (80 ) - (84 ) - (92 ) 特別費用・利益 - (1,773 ) - - - (152 ) $ 12,641 $ 715 $ 12,646 $ 2,520 $ 11,906 $ 2,170(1) 製品グループおよび地域別業績に含まれる利息を除きます。
製品グループ (単位:100万ドル) 通期 2014年12月31日締め 2013年12月31日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 油層定義 $ 12,224 $ 3,607 $ 12,463 $ 3,660 掘削 18,462 3,872 17,099 3,293 生産 18,111 3,227 15,927 2,619 去など (217 ) (130 ) (223 ) (228 ) 税引き前業利益 10,576 9,344 全社など - (848 ) - (726 ) 受取利息(1) - 31 - 22 支払利息(1) - (347 ) - (369 ) 特別費用・利益 - (1,773 ) - 420 $ 48,580 $ 7,639 $ 45,266 $ 8,691 地域別 (単位:100万ドル) 通期 2014年12月31日締め 2013年12月31日締め 売上高 税引き前利益 売上高 税引き前利益 北米 $ 16,151 $ 3,057 $ 13,897 $ 2,735 中南米 7,699 1,639 7,754 1,589 欧州/CIS/アフリカ 12,515 2,765 12,411 2,593 中東・アジア 11,875 3,273 10,767 2,697 去など 340 (158 ) 437 (270 ) 税引き前業利益 10,576 9,344 全社など - (848 ) - (726 ) 受取利息(1) - 31 - 22 支払利息(1) - (347 ) - (369 ) 特別費用・利益 - (1,773 ) - 420 $ 48,580 $ 7,639 $ 45,266 $ 8,691(1) 製品グループおよび地域別業績に含まれる利息を除きます。
補情報
1) 2014年通期の税引き前業利益率と増分業利益率はどうなっていますか? 2014年通期の税引き前業利益率は21.8%、増分業利益率は37.2%でした。 2) 特別費用・利益を除く2014年通期の事業による利益(非支配持分を除く)に対する割合としてのフリーキャッシュフローはどうなっていますか? 2014年通期の特別費用・利益を除く2014年通期の事業による利益(非支配持分を除く)に対する割合としてのフリーキャッシュフローは84%でした。 3) 2015年通期の設備投資の指針はどうなっていますか? 2015年度のシュルンベルジェの設備投資(マルチクライアントおよびSPM投資を除く)は30億ドルと予想されます。2014年度通期の設備投資は40億ドルでした。 4) 2014年第4四半期の「利息およびその他の収入」には何が含まれますか? 2014年第4四半期の「利息およびその他の収入」は7100万ドルで、その内訳は、持分法投資利益の5800万ドルと受取利息の1300万ドルです。 5) 2014年第4四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか? 受取利息は1300万ドルで、前四半期から横ばいでした。支払利息は8700万ドルで、前四半期から300万ドル減少しました。 6) 「税引き前業利益」とシュルンベルジェの税引き前連結利益の違いは何ですか? この違いは、セグメントに割り当てられていない社費(特別費用・利益を含む)および受取利息/支払利息、ならびに退職後医療給付の利息、株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用です。 7) 特別費用・利益を除く2014年第4四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか? 特別費用・利益を除く2014年第4四半期の実効税率は21.4%、2014年第3四半期は22.1%でした。 特別費用・利益を含む2014年第4四半期の実効税率は55.6%でした。2014年第3四半期には特別費用・利益は計上されていません。 8) 2014年12月31日時点での流通普通株式数はどれぐらいでしたか?また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか? 2014年12月31日時点での流通普通株式数は12億7500万株でした。以下の表に、2014年9月30日から2014年12月31日までの株式数の変化を示します。 (単位:100万) 2014年9月30日時点での流通株式数 1,287 オプション保有者に売却した株式(交換した株式を除く) - 限付き株式の付与 - 従業員株式購入度に基づいて発行された株式 - 自社株買い戻しプログラム (12) 2014年12月31日時点での流通株式数 1,275 9) 第4四半期の加重平均流通株式数はどれぐらいでしたか?また、希薄化後加重平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか? 2014年第4半期および第3四半期の加重平均流通株式数は、それぞれ12億8200万株と12億9300万株でした。以下に、加重平均流通株式数と希薄化後平均株式数の差異調整を示します。 (単位:100万) 2014年第4四半期 2014年第3四半期 加重平均流通株式数 1,282 1,294 想定されるストックオプションの行使 7 12 未付与の限付き株式 4 4 希薄化後平均流通株式数 1,293 1,310 10) 2014年第4四半期のマルチクライアントの売上高は、どうなりましたか? 2014年第4四半期のマルチクライアントの売上高(譲渡手数料を含む)は1億9400万ドル、2014年第3四半期は9300万ドルでした。 11) 2014年第4四半期にシュルンベルジェが計上したさまざまな費用は何に関するものですか? ウェスタンジーコの再編: コモディティ価格の下落により探査支出が減少すると予想されることから、シュルンベルジェは業費用を削減するため、ウェスタンジーコの海洋地震探査船を再編することに決定しました。曳航能力が低く業費用のかかる旧世代のデータ取得船は震源船に転換し、2隻のサードパーティ震源船のリースを解約し、保有する2隻の震源船を引退させます。 この再編により、シュルンベルジェは減損試験を行い、一部の船の帳簿価額がそれぞれの時価評価額を5億9000万ドル上回っていると判断しました。この減損費用は、2007年のイースタン・エコー・ホールディングスの買収時に割増価格で取得した6隻のExplorerクラスの船に関連しています。これらの6隻の船に関する5億9000万ドルの減損費用に加え、シュルンベルジェは地震探査無形資産に関連する8500万ドルの減損費用、および主にリース解約費用と再編による他の地震探査資産に関連する1億3100万ドルのその他の費用を計上しました。シュルンベルジェでは、これらの費用による多額の現金支出は発生していません。 ベネズエラでの通貨切り下げによる損失: ベネズエラでのシュルンベルジェの事業の機能通貨は米ドルですが、取引の一部は現地通貨建てです。シュルンベルジェはこれまで、1米ドル当たり6.3ベネズエラボリバル・フエルテの公式為替レートを採用し、現地通貨建ての取引と残高を米ドルに換算していました。2014年12月31日付けで、シュルンベルジェは、1米ドル当たり50ベネズエラボリバル・フエルテのSICAD II為替レートを採用することが適切であると判断しました。それは、このレートがベネズエラでのシュルンベルジェの事業活動の経済的意味を最もよく表していると考えているためです。その結果、シュルンベルジェは4億7200万ドルの通貨切り下げ費用を計上しました。 人員削減: コモディティ価格の下落と、2015年に探査および生産支出が減少すると予想されることから、シュルンベルジェは2015年の予想活動レベルに合わせて全体の従業員を削減することに決定しました。シュルンベルジェは、約9000人の人員削減に関連する2億9600万ドルの費用を計上しました。 SPM開発プロジェクトの減損: シュルンベルジェは、主に現在のコモディティ価格の下落により、イーグルフォード・シェールでのSPM開発プロジェクトへの投資の簿価が時価評価額を上回っていると判断しました。そのため、シュルンベルジェは1億9900万ドルの減損費用を計上しました。シュルンベルジェについて
シュルンベルジェは世界の石油・ガス産業で活動する顧客に技術、総合プロジェクト管理、情報ソリューションを提供する世界的大手企業です。140カ国以上の約12万人を雇用するシュルンベルジェは85カ国以上で業し、探鉱から生産まで、業界で最も幅広く商品とサービスを提供しています。
シュルンベルジェ・リミテッドは主要なオフィスをパリ、ヒューストン、ロンドン、ハーグに置き、2014年の売上高は485億8000万ドルでした。詳細情報についてはwww.slb.com をご覧ください。
*シュルンベルジェまたはシュルンベルジェ関連会社のマーク
注記
シュルンベルジェは2015年1月16日金曜日に電話会議を開催し、上記の決算発表ならびに事業見通しについて議論します。会議は米国中部時間午前7時、米国東部時間午前8時、パリ時間午後2時から開始します。一般公開されるこの会議に参加するには、+1 (800) 230-10857(北米内)または+1 (612) 332-0107(北米以外)まで、予定された開始時間の約10分前までに電話し、電話会議オペレーターに「シュルンベルジェ決算発表電話会議」への参加を伝えてください。この電話会議の終了後、2015年2月16日まで録音再生を聴取できます。+1 (800) 475-6701(北米)または+1-320-365-3844(北米以外)にダイヤルしてください。アクセスコードは339697です。
電話会議はwww.slb.com/irwebcastにて、聴取のみの方式にてウェブキャストで同時放送されます。電話会議が始まる15分前にログインし、お使いのブラウーをテストして電話会議への登録をしてください。ウェブキャストの録音再生も同じウェブサイトでご利用いただけます。
詳細については以下までお問い合わせください。
Simon Farrant – シュルンベルジェ・リミテッド、投資情報担当バイスプレジデント
Joy V. Domingo – シュルンベルジェ・リミテッド、投資情報担当マネジャー
オフィス +1 (713) 375-3535
investor-relations@slb.com
本書(2014年通期および第4四半期決算発表)および補情報、ならびに当社の他の見解には連邦証券法の意味での「将来見通しに関する記述」が含まれています。これには過去の事実ではない記述、例えば、事業見通しに関する当社の予測または予想、シュルンベルジェ全体および各セグメント(および各セグメントの特定の製品または地域)の成長、石油・天ガスの需要と生産の増加、石油・天ガスの価格、操業手順および技術の向上、シュルンベルジェおよび石油・ガス業界の設備投資、シュルンベルジェの顧客企業の事業戦略、シュルンベルジェの合弁事業および提携の成功、将来の世界経済況、将来の業業績などが含まれます。これらの記述はリスクと不確実性を伴います。これには、世界経済況、シュルンベルジェの顧客企業による探鉱・生産支出の変化および石油・天ガスの探鉱・開発レベルの変化、ロシアとウクライナを含む世界の主要地域における一般的な経済、政治、事業況、価格の下落、気候および季節的要因、操業の遅、生産低下、政府の規および規要の変更(沖合石油・ガス探鉱、放射線源、爆発物、化学薬品、水圧破砕サービス、気候関連のイニシアチブに関連するものを含む)、探鉱の新たな課題に技術が対応できない可能性、および当社の2014年通期および第4四半期決算発表、最新のフォーム10-K、および証券取引委員会に提出した他の文書で詳述したその他のリスクと不確実性が含まれますが、これらに限定されるものではありません。これらのリスクや不確実性の1つまたは複数あるいは他のリスクや不確実性が実際に起こった場合(またはこのような況の変化の結果)、あるいは基礎となる前提が誤りであった場合、実際の結果は将来見通しに関する記述に示されたものとは大きく異なる場合があります。新たな情報、将来の出来事などが発生した場合でも、シュルンベルジェはこれらの記述を更新して公開するあるいはこれらの記述を改訂する意図はなく、またその義務を負うものではありません。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
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