WSBとBentley SystemsがSYNCHROベースの新しいデジタル建設管理サービスを提供開始

Bentley Infrastructure Cloudで実行する、建設デジタルツインのためのデジタルインテグレータサービスおよびデジタルアドバイ�リサービス

（ビジネスワイヤ） -- インフラストラクチャエンジニアリングソフトウェア企業のBentley Systems, Incorporated（Nasdaq: BSY）は本日、土木インフラの所有者および請負業者にインフラストラクチャデジタルツインの導入・使用を促すことを目的とするWSBとの共同イニシアチブを発表しました。WSBは、土木インフラ市場におけるモデルベースのデジタルワークフローの導入と建設デジタルツインの活用という課題の克服を支援するために、BentleyのSYNCHROをベースとする新しいデジタル建設管理ソリューションとアドバイ�リサービスを開始しました。WSBは、建設のためのBentleyデジタルインテグレータプログラムに参画する最初の企業として、クライアントのインフラ資産のデジタルツイン作成やキュレートを行うエンジニアリング企業、プロジェクトデリバリ企業、システムインテグレータを対象に、プログラムによる市場投入サポートとナレッジトランスファーを行います。

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SYNCHROは、インフラ建設プロジェクトのデリバリを簡素化します。画像提供: WSB。

建設作業は、2D図面、スプレッドシート、文書ベースのワークフローに基づいていることが非常に多いため、予算や納期の�過につながるエラー、無駄、手戻りが生じがちです。BentleyとWSBは、技術とデジタルデリバリの導入によって企業が建設を変革できるよう支援します。

「インフラの所有者や建設会社は、ニーズに対応するために新しいデジタルワークフローが必要であることを認識しています。デジタルワークフローをうまく適用するには、テクノロジ、プロセス、データを深く理解する必要があります」と、Bentley Systemsの戦略的パートナーシップ担当シニアバイスプレジデントであるCarsten Gerkeは述べています。「Bentleyデジタルインテグレータプログラムは、技術と専門知識を組み合わせてインフラを改善することに重点を置いています。WSBの参画は、運輸関係のお客様に飛躍の機会をもたらすでしょう。」

BentleyとWSBのデジタル建設管理イニシアチブは、業界最高水準のソフトウェア、専門知識、イノベーションを組み合わせて、新しい形のインフラプロジェクトデリバリの実現を後押しします。プロジェクト、契約、文書管理を未来の設計（3D／4D／5Dコンストラクタブルモデル）につないで信頼できる唯一の情報源を実現することや、現在の2Dプランセットからコンストラクタブルモデルを作成して、すべての関係者の信頼できる唯一の情報源への移行を可能にすることが主なサービスとなります。このイニシアチブでは、業界をリードするモデルベースの建設管理ツールを作業者が利用できるようにすることを目指しています。WSBは、高度なプロジェクトデリバリを促進するとともに、ノウハウをもとに正しい技術と専門知識を適用して、クライアントが望むデジタル化をサポートします。

「WSBは、高度な技術を用いて、信頼性と安全性に優れた革新的なソリューションを提供しようと努めています。操作可能な3Dモデルをうまく導入できれば、透明性の向上、投資利益率（ROI）の最大化、真のライフサイクル計画、関係者全員の連携促進が可能になるでしょう」と、WSBの最高執行責任者であるJon Chiglo氏は述べています。「全社を挙げてデジタルの未来の推進、創造、革新に取り組む当社にとって、Bentleyとのパートナーシップは、ビジョン実現に向けた重要なステップです。このデジタル建設管理サービスを市場に出せることを嬉しく思います。」

WSBのサービスの基盤となるのは、オフィスから現場へのシンプルなワークフローで土木建設のライフサイクル全体をサポートし、プロジェクトのパフォーマンス、生産性、財務�況に関する情報を企業に提供するBentleyの建設管理ソフトウェア、SYNCHROです。SYNCHROは、iTwinを搭載したデジタルツイン技術を活用したBentley Infrastructure Cloudの建設サービスです。

BentleyとWSBは協力しながら現在の市場に対応するとともに、デジタル化の加速に必要なツール、トレーニング、教育、サポートを提供しています。プロジェクトチームは、モデルベースのデジタルデリバリの価値を実現してプロジェクトの効率と成果を高めることができます。また、土木インフラの所有者と請負業者は、技術導入の障壁を乗り�え、建設前の計画から施工までを効率化できます。モデルベースのデリバリを採用するプロジェクトが増えれば、スキルが向上していき、やがてはそれが共通の基準になるでしょう。

「インフラの所有者や建設会社は、ニーズに対応するために新しいデジタルワークフローが必要であることを認識していますが、技術導入の最善策を決定するにあたって問題に直面することがよくあります」と、Bentleyの建設担当バイスプレジデントであるRich Humphreyは述べています。「土木インフラでは、受け取る設計情報の特性や、それに伴う空間物流に関する固有の課題もあります。BentleyとWSBは、プロジェクトチームのスムーズな技術導入を可能にし、設計から施工までのプロジェクトデリバリにおける機能拡充につなげる最強のコンビです。」

画像1: SYNCHROは、インフラ建設プロジェクトのデリバリを簡素化します。画像提供: WSB。

画像2: SYNCHROなら、プロジェクトデータのアクセス、管理、コラボレーション、解析をすべて1か所で行えます。画像提供: Bentley Systems。

画像3: 橋梁のデジタルツイン。画像提供: Bentley Systems。

画像4: SYNCHROでは、デスクトップ、モバイル、ウェアラブルデバイス上のダッシュボード、マップビュー、2Dおよび4Dモデルを使用して、プロジェクトのコンテキストでタスクとデータを管理できます。 画像提供: Bentley Systems。

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ベントレー・システムズについて

Bentley Systems（Nasdaq: BSY）は、インフラストラクチャエンジニアリングソフトウェア企業です。世界経済と環境の両方を�持しつつ、世界のインフラを前進させる革新的なソフトウェアを提供しています。業界をリードする当社のソフトウェアソリューションは、専門�やあらゆる規模の組織によって、道路・橋梁、鉄道・輸送、上下水道、公共事業や公益事業、建物やキャンパス、鉱業、産業施設の設計、建設、運用に活用されています。インフラストラクチャデジタルツインのためのiTwinプラットフォームを活用した当社の製品には、モデリングおよびシミュレーション用のMicroStationおよびBentleyオープンアプリケーション、Seequentのジオプロフェッショナル用ソフトウェアのほか、プロジェクトデリバリのためのProjectWise、建設管理のためのSYNCHRO、資産運用のためのAssetWiseを含むBentley Infrastructure Cloudなどがあります。Bentley Systemsは、194カ国に5,000人以上の従業員を擁し、年間売上高は10億ドルを上回ります。 www.bentley.com

WSBについて

WSBは、エンジニアリング、計画、環境、建設サービスを提供する設計・コンサルティング会社として、人々と地域、輸送、インフラストラクチャ、エネルギー、環境の関わり方の改善に取り組み、計画、設計、実装をシームレスに統合するために30を�える補完的な分野でサービスを提供しています。5つの州の15のオフィスを拠点とし、その顧客ベースは全米に広がっています。先を見据えてチャンスを活かそうという意欲を持つ社員、確固たるビジョン、本物の熱意が、WSBの努力の原動力です。詳細については、wsbeng.comをご覧ください。

© 2023 Bentley Systems, Incorporated.Bentley、Bentleyのロゴ、Bentley Infrastructure Cloud、AssetWise、iTwin、MicroStation、ProjectWise、Seequent、SYNCHROは、Bentley Systems, Incorporated、またはその直接または間接の完全所有子会社のいずれかの登録商標、未登録商標、または商標です。その他すべてのブランドおよび製品名は、それぞれの所有者の商標です。

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